DevLOVE HangerFlight Spring Bomb に参加してきました。 #devlove0521
日本オラクル青山センターで開催された DevLOVE HangerFlight Spring Bomb に参加してきました。
マルチセッションなんで各セッションの詳細はTogetterの 2011/05/21_DevLOVE HangarFlight - Spring Bomb - をご覧ください。
以下は、私の感想というか覚書です。
第一波:「より高く飛ぶためのはったり活用法(仮)」乗り手:@yotii23さん
「事故を起こせないのが原子力で、事故を起こしたいのが女子力です。」というキャッチフレーズにどきどきわくわくしながら参加してきました。
「はったり」というあまり好ましくない言葉を使っていましたが、やっていることは自分のプライドを守るという“保身”の為ではなく、“お客さんと良い関係を築き、よいサービスを提供する”為の行為でこれを“はったり”と呼んでしまうのはもったいないなぁと思いました。
自分自身もよく使うメソッドなのですが、それを論理的に分析されていて、自分の使ったことのないものもあり、良い刺激になりました。
個人的には、「事故を起こせないのが原子力で、事故を起こしたいのが女子力です。」の部分が気になって
また、LTも講演もしたことがないというのに、@ywindishさんにムチャ振りされて、今回講演されたということなので、今度は@ywindishさんに講演をムチャ振りすればいいと思いました、まる
第二波:「とある会社のtrac事情 〜不具合管理 からタスク管理へ〜 (仮) 」乗り手:@kanu_さん
よく勉強会やイベントでお話をする機会はあるのですが、講演しているのを聴いたことがなかったので、参加させていただきました。内容はいつもの語り口で、さすが!と思いました。
よく、何かを語る際、特定のものをディスることで、自分のお気に入りのものを持ち上げる手法があるのですが、@kanu_さんの語り口には一切そういったものはなく、聴いている人全ての腑に落ちる話をされていて、とても好感を持てました。
講演中、プレゼン資料中に出てくるBTS(ITS)を殆ど*1使ったことのある私に対して「何でも使っているんだね、どうして?」という質問がありました。
これへの私の回答は「使わずに、それを使い難いと勝手に評価して使わないのは好ましくないことだから(使ってから評価を下している)」というものです。
Trac も Redmine もどちらも道具であって、どちらかが優れているというものはなく(機能として○○を持っているというのはありますよ?)、それぞれの環境に適したものを使うのが良いのだと考えています。
皆さんも Trac や Redmine といった道具を使って、自分たちの開発環境を良くしていってください。
分からないことがあれば、 Shibuya.trac やほかの幾つものコミュニティが協力してくれると思いますよ。
補給:「コミュニティやっててよかった!? 3.11で思ったこと。」 語り部:@kohseiさん、ファシリテーター:@yattomさん
席替えのないワールド・カフェ形式でのイベントでしたので、割愛します。様々な人の想いを聴けて、良かったです。
第三波:システム企画を加速セヨ 〜イノベーションを引き起こすアジャイルなシステム企画手法〜 乗り手:@sandayuuさん
毎回@sandayuuさんの話は聴くのですが、もうこの方は別格といっても過言ではありません。難しいことを噛み砕いて誰にでも分かる形で伝える、そして、学んだ物事を領域分けして、その領域毎に合ったものを組み合わせて、より良いものにするという何なのこの人、化け物なの?(化け物です)といった圧倒されるエネルギーのあるセッションでした。
具体的に実践もされた結果をお話されており、この人こそまさに多能工の中の多能工だと思います。
毎回@sandayuuさんの話は私にとって、必要な話をちょうど必要となるタイミングで伝えてくれるので、いつも助けられています。
第四波:俺たちのハンガーフライト 整備士:@papandaさん
会場でアンケートを実施するもので、問いは以下の4つでした。- Q1. 感想は?
- A1. 結構良かったという一番良い評価が多数
- Q2. 職種は?
- A2. プログラマーの人が5割超で、デザイナーが4名だったかな?
- Q3. 印象に残った格納庫(マルチセッションの開催フロア)は?
- A3. 均等に4等分(4つ目の答えは選べない)
- Q4. 今回のHanger Flightはどんな問題と結びつくか?
- A4-1. 導入についての問題
- A4-2. チームの課題
- A4-3. キャリアの課題
- A4-4. 顧客との課題
でA4-4の結果は3が約半数、残りを3等分していました。
また、これはデブサミで行われたセッションと同系統で、回答した後に4人1組のチーム内で議論する場があったんですが、チーム内で話すことで聴いていないセッションに関する要約が得られて良かったと思っています。
着陸、そして新たな出撃へ。:「次の時代を作るのは、老人ではない。」ボースンの白昼夢 乗り手:@jojoAtHanawaさん
一行で言うと、佐々木さん(@jojoAtHanawaさん)のこれまでの武勇伝です。偉大な人なんて極僅かだという掴みで始まったので、普通の話をするのかと思ったら、御自身がその極僅かな偉大な人であるって話でお茶吹きました(笑)。
このセッションから感じとったものは、根底にあるものは『Just do it!』で誰かがやるのを待っているのではなく、まず自ら動きなさいという『先ず隗より始めよ』なのではないかなと感じました。
最後にこのような有意義な時間・場所の企画・運営をしてくれた@papandaさんを含めDevLOVEスタッフの皆さん、そして参加者の皆さん本当にありがとうございました、様々な刺激を得ることが出来、感謝致します。